乗務員全体研修(令和5年度第2回)
当社では輸送の安全に関する教育及び研修について、 毎月の乗務員教育に加え年2回乗務員に対して半期毎の研修を行うことで輸送の安全性向上に努めております。令和5年度第二回目の研修について各営業所にてグループ分けをし、実施いたしました。
併せて、雪上訓練についても報告いたします。
1.飲酒運転撲滅について
弊社では毎月の乗務員研修でも、飲酒をすることで運転にどのような影響を及ぼすのかを勉強しています。飲酒に関する基本的な知識を繰り返して指導・教育することで、職業ドライバーとして飲酒に対する意識向上と自己管理の徹底及び再認識を図り、改めて飲酒運転撲滅に対する決意を固めてまいります。
2.ドライブレコーダーの映像を活用した交通安全講習会の実施
実際に運行中に発生した「ヒヤリハット映像」を教材として使用し、その中でも重大事故発生の可能性の高い「信号機のある交差点」、また弊社で事故件数の多い「駐車場内」で発生したヒヤリハット事例の映像を確認し、各自の危険予測の幅を広げるとともに、危険予知の向上と事故防止を図るための研修を実施しました。
3.雪上訓練実施
4年ぶりとなりますが、スキー場の駐車場を貸し切って「雪上訓練」を行いました。
まず、圧雪路面での「スラローム走行」を行いました。滑りやすい路面での車両コントロール方法について身をもって体験することで、雪上での車両の動きや限界を知ることが出来ました。次に行ったのが、「急制動」。実際の運行では「急」の付く運転はしないよう指導・教育を行っていますが、今回の研修ではあえて雪上で急ブレーキを行うことで、車両のABSがどのように作動するかなどを確認しました。最後には「チェーン取り付け」を行いました。当日は吹雪く時間帯もありましたが、その中でチェーンを取り付けるという実際に起きうる状況で訓練を行うことができました。
弊社では、安全基本方針である「安全はすべてに優先する」を合言葉に、恒常的に安全意識を高めながら業務に邁進してまいります。