株式会社AT LINER®(アットライナー)

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グループ全体会議開催について

平成29年12月3日(日)午前9時30分頃、グループ会社の株式会社AT LINERで運行の仙台発東京行き高速バスが東北自動車道の安達太良サービスエリア駐車場から出発する際に、歩行者を轢過し死亡させるという非常に重大な事故が発生しました。
この事故は、当社グループにおける初の加害死亡事故ともなったことから、この事態を重く受け止め、事故調査を経て事故の発生原因を究明し再発防止に向けた対策を共有するとともに、再びこのような事故を起こさぬよう、また事故を風化させぬようグループ会社全体の役員および管理者が一堂に会し毎年定例開催することとし、このたび第1回目となるグループ全体会議を平成30年5月10日に開催しました。
スクリーン1

① はじめに

開会にあたり、㈱AT LINER取締役よりこの会の趣旨と意義についての再確認をするとともに、事故により亡くなられた被害者の方へ出席者全員で黙とうを捧げ、謹んで哀悼の意を表しました。
会議風景1
会議風景2

② 今回の事故について

(株)AT LINER代表取締役より、今般の事故により尊い生命を奪うこととなった当事者としての心境、被害者対応の経過や支援など今後為すべきことを率直にお話しいただきました。
また事故を惹起した乗務員に関する経過や現在の状況について、および今後の見通しなど事故発生による数々の課題や取組を通じて、再発防止と万一への備えなど取り組むべき点を洗い出し、更なる改善に向けて役員ならびに管理者が自ら変化することで会社全体の今後がより良い方向に向くものと考え、グループ全体で再発防止に取り組む決意を新たにしました。
会議風景3
会議風景4

③ 事故防止に関する訓示

グループを代表して、㈱桜交通代表取締役より訓示がありました。今回の事故は、昭和61年の創業以来初めてとなる加害死亡事故となってしまったが、ご遺族に対しどのような対応ができるかまたなにをすべきか、未経験なりにやれることを誠意をもってしっかりとやっていかなければならない旨お話がありました。
「人間はミスをする生き物である」管理においては、このミスをすることを前提とし物事を考え備えていかなければならず、まさかに対応する力が求められます。
また、運転操作には「認知」「判断」「操作」の要素があり、運転中は周囲の状況などの情報により、自分の運転にどのような影響を与えるのかを認知し判断することが適切な運転操作につながることから、管理者は情報をいち早く取得することが早めの対応となり、結果危険に対処できることを乗務員に意識させるよう指導し、日頃からの声掛けで気づきを与えることが重要であるとの話しがありました。
会議風景5
会議風景6

④ 安達太良SA事故検証報告及び対策

(株)AT LINERにおいて、事故の詳細を検証し状況や原因の推定と、今後の改善や取組事項について報告がありました。
ドライブレコーダーの映像を用いて、事故の状況を改めて振り返り様々な要因を探り、また当時の運転士より生の声を聞くことで、乗務員の思い込みによる「だろう運転」が油断に繋がり、行動予測を誤った結果として事故発生に至ったものという結論に至りました。
併せて、夜間の運行が多い状況を勘案し、夕暮れや夜間での類似ケースを想定した検証も行われ、それぞれ違う状況において注意すべき点も確認できました。
これらをもとに、今後の再発防止に向けた安全対策やより的確な指導教育を通じ、「安全はすべてに優先する」を肝に銘じてグループ全体で再発防止に取り組んでいくことを確認しました。
会議風景7
会議風景8

⑤ 平成29年度グループ事故ヒヤリハットについて

ドライブレコーダーを活用した指導教育の取組について、管理者は過去の事故やヒヤリハットの事例を積極的に活用するとともに、日頃より事故発生時はもちろんのことヒヤリハット報告を積極的に聞き取り、映像データとともに情報を保存し共有することで今後の指導への活用をさらに広げていくことが必要との意識共有を図りました。
また、普段より事故やクレーム案件事案等が発生した際には、ドライブレコーダーの映像を活用した指導教育を実施し、さらに情報共有を図ることで事故等の防止につなげていくことが大切であることを確認しました。
続いて、今までに発生した事故やヒヤリハットの報告事案について、実際のドライブレコーダー映像とともに指導におけるポイントや再発防止のヒントなど、実践への活用法について解説がありました。
会議風景9
会議風景10

⑥ 事故防止に関する決意表明

最後に、本日の内容の振り返りとともに、安全への取組について参加者全員で決意表明を唱和し、安全最優先をあらためて肝に銘じるとともに、積極的かつ恒常的な取り組みと、事故防止に向けてあらゆる努力を惜しまないことを誓いました。
私たちはグループ全社一丸となり、再び不幸な事故を起こさぬよう、また皆さまに安心安全にご利用いただけますよう、一歩一歩着実に歩んで参ります。
決意表明
会議風景11